中野由紀子 個展
「遠くに山、窓の外、駅までの道」
2021年8月27日(金)-9月12日(日)
12:00-19:00、月・火・水 休廊

 

ARTDYNE

 

 

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この度、ARTDYNEは2021年8月27日(金)から9月12日(日)まで中野由紀子個展「遠くに山、窓の外、駅までの道」を開催いたします。

 

中野由紀子は1989年東京生まれ、2015年に多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域を修了し、現在、東京で制作活動を行っています。

 

中野は日々の生活や夢で見て気になった風景を、記憶を手繰り寄せながら描き、作品としています。

 

不思議な浮遊感と柔らかさに覆われた画面は、ともすれば忘れてしまいがちな日常の風景やはかなく消え去る夢の中のイメージをゆるやかに形象化し、

 

それらの「気配」を画面に投影していきます。

 

今展では社会的情勢により変化した車窓の眺めや駅までの道で目にする風景に注目し、過ぎてゆく日々を画面に留めた十数点の平面作品を展示・販売いたします。この機会にぜひご高覧・ご紹介をお願い申し上げます。

 

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最近電車に乗る時は空いている時間に乗ることが増えて、日が傾いてきた昼過ぎや夕方が多くなりました。

窓の外をぼんやりと眺めるのが好きで、手前のビルや家はすごい早く通り過ぎていくけれど、
遠くには同じような山が連なっていて、天気によって霞んで見えたり妙にはっきり見えたりします。自分の記憶もそういうような、通り過ぎていったり、靄がかかったり、はっきり見えたりしているなと思いました。

 

中野由紀子